玄米おむすびの会

「食を通じて幸せを考える」若いママに伝えたいこと

「もう15年近くになるかしら。最初は保育園仲間のママたち3人くらいで始めたんですよ。」とニコニコお話し下さった稲垣さん。 


「当時は食育なんて言葉もなくて、、、自分たちで集めた情報を共有しようってことで、ゆる〜く、楽しく続けてたんです。自分がアトピーだったから、子どもの食べ物には自然と気を使うようになって。」
 


そんな気持ちが広まって2009年に立ち上がった『玄米おむすびの会』 は、延べ会員数150人程の大きな団体。立ち上げ当時は新米ママだった会員も、今は独り立ちした子を持つベテランママたち。それぞれの会員ができる時に、できることを、というモットーで今まで長く続けてきました。 

「世の中色んな考え方があるでしょ。だから強制するつもりは全然ないんだけど、ほら、ただ知らないってこともあるじゃない。私たちが勉強してきたことを、若いママたちに少しでも伝えられたらなぁって思うの。色んなことを知った上で、それぞれのママの考えで選んでもらえたら、それが一番いいじゃない」 

例えば、お砂糖のはなし。

 砂糖はそもそも、お子さんの多動やアレルギーの原因の一つとも言われる食材。中でも、白いお砂糖は体を冷やし、見えない形で体の不調にもつながる。「お砂糖を使うときは、精製漂白された物は避けて、ミネラルがちゃんと残っているものがいいと思う。ちなみに私は粗糖を少しだけ使ってるの。きび糖や粗糖でも沢山だと…やはり体は冷えるから」

「お米にも同じような考え方が当てはまるの。よく、お野菜や果物は皮に栄養があるって言うじゃない。白米よりも玄米の方が、食物繊維やミネラルが多いのよ。ただ、小さい子にとっては玄米は消化しにくくて、胃腸に負担がかかるから、7分づきくらいがおすすめ。うちの玄米おむすびは圧力鍋でやわらか〜く炊いてるから、分つき米ではないけれど胃腸への負担は少ないわよ。」 



野菜に関しては、ちょっと難しそうな顔をした稲垣さん。 

「大規模農家と小規模農家にできることは違うしねぇ。。。
ただ、無農薬&無肥料で育った野菜は安心安全だし、美味しくて栄養価が高いの。肥料や農薬を使わない分すごく手間がかって、少し高くはなってしまうんだけど、なるべく買いやすいお値段で買えるようになって、子どもたちに届けやすくなったらいいな、というのが私の理想。」

マルシェ当日は、無肥料&無農薬野菜で有名な、東郷町のノーマ農園さんの野菜も持って来ていただけるそう。「肥料を使っていない分、じっくり時間をかけて育っています。野菜そのものの味がしっかりしているから、手抜き料理でも美味しいわよ(笑)


「私だってね、あま〜いお菓子も食べますよ。無農薬じゃないお野菜も買ってるし!」と明るく言い放つ稲垣さん。「できる時に、できるだけ、でいいんです。しんどくなっちゃうと、続けられないからね。」 

欲がないというか、あっけらかんとしている稲垣さん。
マルシェ当日は、自然栽培(無肥料&無農薬)の玄米、白米おむすび、白砂糖不使用のお稲荷さん、フェアトレードのコーヒー豆や無農薬紅茶を持って来て下さいます。 


子どもの食べもの、体にいいもの。ちょっとしたことなんだけど、本腰入れて調べるほどのことでもない疑問。先輩ママの稲垣さんに、聞きに来てくださいね! 



玄米おむすびの会の活動情報はこちら↓↓

blog: https://ameblo.jp/genmusu

FB: https://www.facebook.com/genmaiomusubinokai/

NISSHIN sukusuku mama Marche

子育て中のママたちの手作りマルシェ